LLP(有限責任事業組合)専門税理士が解説!LLPの基本とは?

久しぶりの投稿…さぼり過ぎました。

昨年寄稿した記事を投稿致します。短時間でLLPの概要を掴むことが出来ると思います。

『LLPの専門家が語るLLPの可能性 』

LLP(Limited Liability Partnership)というものを聞いたことがありますか?

今から11年前、2005年8月にスタートした制度で、正式名称は有限責任事業組合といい、有限責任事業組合契約に関する法律及び関連諸法令(以下、LLP法という)によって制定されています。早いものでLLP法制定から数えて、11年目を迎えました。私はLLP法制定時より、LLPの会計・税務に携わってきましたが、今改めてこのLLPは役に立つものなのか、有効活用するとすればどのように使えば良いのか、まとめてみたいと思います。

まずはLLPについてざっくり

LLPの特徴について箇条書きでまとめてみました。まずはざっくり全体像をご理解下さい。

その1

2名以上の個人又は法人が、出資を行い設立する。出資を行った者(社)は組合員となり、業務に直接関与していく必要がある。(お金だけ出す投資家という立ち位置では、ダメ)

その2

有限責任である(組合員は出資額の範囲内で責任を負うこととなる。もちろん組合員に不法行為や過失などあった場合、その個人に損害賠償請求が及ぶことは株式会社の取締役等と同じである)。